2024/04/01
2024年度がスタートしました。
2024年度がスタートしました。2000年に法人最初の事業としてりんごの家がスタートしてから25年目のスタートとなります。早いものであれから四半世紀がたとうとしており、時の流れの早さを改めて感じています。
 本日障害者支援の部門で3名、こども園に配属される保育教諭4名の計7名の新卒の新入職員を迎え入れ、入社式を挙行いたしました。 皆緊張の面持ちでありながらも、入社後の決意を堂々と語っており、大変心強く感じました(近々インスタグラムにもアップされると思います)。この7名を加え、職員数も常勤非常勤併せて4月1日現在で160名を超え、途中うさぎこども園の事業統合もありましたが、25年前の約8倍となりました。
 スケールが大きくなることによるメリットもたくさんありますが、デメリットもあるものと考えます。その中でも最も大きなデメリットの一つは、連携がとりずらくなることだと思います。人数が少なければ直接顔を合わせて、言葉によるコミュニケーションをとる機会も多く取れますが、事業所が増え、職員が増えることで普段から顔を合わせることが少なくなり、また組織としても縦割りになりがちです。これらデメリットが生じないよう、法人としても部署を超えた研修会の開催や懇親の場を作るなど、様々な取り組みを行っています。法人が一つのチームとして、相互に連携しあい、助け合い、大きな成果を出すことができる組織づくりを目指していきたいと思います。

 昨年度は障害福祉の分野では報酬会について議論がなされ、子ども子育ての分野では新たに子ども家庭庁が設置されるなど、大きな動きのある年となりました。障害福祉サービスの報酬改定については3年ごとに行われるものであり、向こう3年間の事業所運営に大きな影響を与えるものです。また、子ども家庭庁が設置されたことにより、個人的には子育て支援の仕組みが加速的に動いている印象があります。少子化が進む現代においては、極めて重要な施策になります。いずれにせよ、しかしながら、短期的な視点、目先のことだけでなく、その後の中長期的な制度設計、方向性についてもしっかりと見極めていかなければなりません。
 特に福祉保育業界の人材難については危機的な状況です。少子化は労働人口の減少を生み、特に福祉保育分野においては長らく人材難から脱却できていない状況です。またこれは今後ますます悪化していくことが容易に想像ができます。自法人の人材確保育成に力を注ぎつつも、業界自体に人が流入してくるよう、業界全体としての取り組みが必要です。給与等の待遇面の向上だけでなく、仕事としても魅力を大きく発信していかなければなりません。
 まずは自法人の職員が高いモチベーションを持ち、本当の意味での仕事の面白さを知り、支援、保育に取り組むことで、それが多くの人の目に触れ、職業としての魅力を発信できるものとと思います。これはどんなきれいなホームページを作成することよりも、SNSでたくさん発信することよりも、ずっと大きな影響力を持っているものと思います。

 個人的には年明け1月から3月の年度末にかけて、事業所団体の役職上、全国各地から報酬改定についての研修のご依頼をいただきました。1月の埼玉から始まり、大分、長野、広島、千葉、福岡、鹿児島とたくさんの地域をに伺い、各地の方々から地域の実情や課題を教えていただくなど、たくさんの情報交換もさせていただきました。年度末ということもあり、ただでさえバタバタする時期ということもあり、体力的にはかなりきついものがありましたが、まだまだ私自身の見識の浅さを自覚するとともに、たくさんの刺激をいただく大変有意義な時間をいただけたと思っています。
 たくさんの人と出会い、たくさんの価値観に触れることは、福祉人としての成長においては大変重要な機会ですので、これからも人との出会い、繋がりを大切にしていきたいと思います。

 関係各位におかれましては、本年度も引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
2024/03/29
鹿児島県協会研修会
 昨日鹿児島県知的障害者福祉協会からお招きいただき、研修会にて報酬改定について話をさせていただきました。
 1月の埼玉から始まり、7県目になります。
 昨年も同じ研修にお招きいただいており、2年連続の鹿児島上陸となりました。
 
 研修終了後には会長はじめ、鹿児島県協会の皆さんと情報交換をさせていただく機会をいただき、鹿児島県の実情や、様々な面白い取り組みについても教えていただきました。

 6週連続の地方行脚を終え、体力的にはなかなか機微いものがありましたが、たくさんの地域でたくさんの情報交換ができたことは自分自身にとっても非常に有意義な経験となりました。

 写真は宿泊したホテルから撮影した桜島です。
 昨年は天気が悪かったのですが、今年はきれいな桜島を拝むことができました。

2024/03/23
法人全体会議・業務報告会
 本日午前中にさいたま市桜区の市開きで開催されたしびらきまつりにお邪魔しました。
 毎年桜の時期に行われるイベントですが、今年は残念ながら、桜の開花前ということではありましたが、たくさんのご来場者があり、盛大に開催されていました。

 午後から桶川に戻り、当法人の全体会議・業務報告会を行いました。
 全体会議では主に来年度の事業計画(案)・予算(案)、来年度4月から施行する諸規定の変更について説明を行いました。

 その後業務報告会を行いました。今年からはうさぎこども園も含めた全7事業所から1年間の取り組みについて、短い時間ではありましたが発表してもらいました。
 手前みそにはなりますが、各事業所それぞれが高い課題意識をもって、悩みながらも創意工夫をし、知恵を出し合い、本人を真ん中に置いた支援や保育を行っていることに、職員対地を誇らしく思いました。
 対内だけでなく、対外的にも何か発表の場も用意したいくらいでしたので、今後検討したいと思います。

 夜は場所を写し、来年度へ向けての決起集会を行いました。
 普段から職員には、縦割りにならず、法人全体で一つのチームとして連携、協力するよう伝えていますが、部署を超えて交流を図り、情報を交換し、和やかな中にも活気のある雰囲気の中で、来年度へ繋がる良い時間になったと思います。
2024/03/19
福岡県協会研修会
 本日福岡県協会にお招きいただき、報酬改定について話をさせていただきました。

 これで6県目ですので、ある程度話す内容は決まってはいますが、少しずつ情報が変わったり、追加されたりする部分もあるため、なるべく知りうる最新の情報をさせていただきました。

 福岡県は昨年のなる協会の社会福祉士のスクーリングで初めて上陸しましたが、それ以来2度目になります。
 研修後は福岡県の協会の役員の皆さんとお食事をしながら、情報交換を行いました。
 福岡県、あるいは九州の実情などについて色々と教えていただきました。

 こうして偉そうに各地を廻り、話をさせていただいていますが、あくまでも政策委員会としての役割であり、実際に法人経営やその取り組みについては学ぶことの方が圧倒的に多いというのがい実際で、自分よりもすごい人たちの前で偉そうに話をするのはなかなかしんどい部分もあるというのが正直なところです。
 しかし一方で、このような機会をいただくことで、たくさんの方々と出会い、たくさんのことを知り、たくさんの価値観に触れることができるというのは、自身はもちろん、当法人にとってもとても有益であり、役得なのだと思うようにしています。
 実は福岡に入る前日には、以前から大変お世話になっている熊本県の社会福祉法人の理事長にお願いし、立ち寄らせていただき、やはりそこでも法人職員の皆さんと様々情報交換をさせていただきました。
 とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

 来週は鹿児島県に伺う予定です。これで今年度は最後となり、年度が明けてご依頼いただいている数県に伺うのみとなりました。
 報酬改定の話は年明けの埼玉から始まり、ようやくゴールが見えてきました。
 今後のたくさんの出会いにも期待したいと思います。

2024/03/12
千葉県知的障害者福祉協会研修
 本日千葉県の協会より依頼を受け、千葉の鴨川にて開催された施設長研修会にて報酬改定の概要について話をさせていただきました。

 埼玉、大分、長野、広島とこれまで4県で話をさせていただきましたが、少しずつ中身も固まってきており、話をする内容もより具体化してきている実感です。
 あと約半年で詳細を含めた全容が示されると思いますが、大変なのはそこからで、どこの事業所も少ない日数で1年間の体制届を提出しなければなりません。
 そのためにも自分たちがどこに注目するのかをよく理解して置くことが大事だと感じます。

 本研修に昨年もお招きいただき他ことも含め、鴨川には多分これで4回目の訪問です。
 千葉県の会長は私が政策委員になった当時、すでに政策委員としてご活躍されており、その後千葉県の会長として現在ご活躍されていますが、当時から大変お世話になっており、またいろいろなことを教えていただきました。
 こうしてお招きいただけるようになったことに感慨深いものがあります。
 今後とも千葉県の皆さんとはよりお付き合いをさせていただきたいと思います。

2024/03/08
日本知的障害者福祉協会全国部会協議会
 昨日本日と標記会議に出席しました。
 私は埼玉の障害者支援施設部会長として出席しました。
 初日は厚生労働省、子ども家庭庁からの行政説明や、国と全国の部会長との意見交換が、2日目は各部会に分かれて研修、協議が行われました。

 改めて全体の流れを整理することができ、また全国の部会長のご意見等を伺う機会となりました。
2024/03/01
発障協障害者支援施設部会
 広島から戻ってた翌日ですが、本日発障協の障害者支援施設部会が開催されました。
 連日なかなかハードな日が続いています。

 本日も簡単に報酬改定のお話をさせていただきました。

 その後部会としての来年度の事業計画について、グループに分かれて検討しました。

 やはり現場職員の情報交換会は有意義との意見が多く、来年度も引き続き行うことになると思います。
 また私から提案させていただいたのが、県外視察研修です。
 コロナも明け、視察を受け入れていただける施設も増えてきているでしょうし、来年度は国でも障害者支援施設の在り方も議論されるなど、後障害者支援施設に求められる在り様について私たちは、その当事者として考えていかなければならないと思っています。
 こちらの提案についてはご理解がいただけた様で、来年度是非実施していきたいと考えています。
2024/02/28
広島県協会研修会
 昨日は浜松町で日本知的障害者福祉協会政策委員会が行われ、そのまま品川に宿泊し、朝一で広島に向かいました。

 午後から広島県協会の政策・調査・研究部会セミナーにて、今般の報酬改定の概要についてお話をさせていただきました。

 これはどの地域でも同じ傾向はありますが、やはり大きく仕組みが変わる生活介護への不安感が大きいように感じます。
 パブリックコメントを経て、今後詳細が示されるものと思いますが、いずれにせよ年度当初は解釈や手続き等についてもろもろ混乱もあることが予想されます。
 まだ詳細が出ていないこの時期に制度の概要を理解する意味は、留意すべきポイントを事前に把握しておくことによって、その混乱をなるべく少なくして、スムーズに新しい仕組みに移行していくことだと思います。

 たくさんのご質問をいただき、新たな気づきもいただき、また夜の部においてもたくさんの意見交換、情報交換をさせていただき、改めて人とのつながりに感謝しました。
 
2024/02/22
全国SELP令和5年度センター長研修会
 昨日本日の2日間、標記研修会が開催されました。
 私は日本知的障害者福祉協会政策委員としての立場も含めて、シンポジストとして参加させていただきました。

 シンポジウムでは働くことと支える暮らしの支援ということで、今般の報酬改定も含めながら、主にグループホーム等の課題や今後の在り方等についてお話をさせていただきました。

 仕事の関係で初日の途中からの参加でしたが、初日のB型の在り方に関するシンポジウム、2日目の筑波大学の小澤先生のお話等、働くことに特化した団体としての専門性や奥の深さを実感するとともに、当法人が運営するかなでの就労支援については、働くとか工賃向上などの面において、自分たちの考えが極めて甘いことも痛感いたしました。

 この大きな刺激を現場にフィードバックしていけたらと思います。
 

2024/02/20
長野県協会研修会
 本日長野県長野県知的障がい福祉協会の研修会において、今般の報酬改定についてお話をさせていただきました。
 先月の大分県に続いての地方会での説明でしたが、今回はすでに国が概要を示していることから、より具体的な内容となりました。
 長野県は地域生活支援拠点の整備等においては、県全体として先駆的な取り組みをしており、私もとても勉強になっています。
 今回はオンラインでしたが、皆さん強い課題意識をもって支援に取り組まれている様子が伝わり、大きな刺激を受けました。

 今年度はコロナが明けて初めての報酬改定時期ということもあり、多くの地方会から報酬改定の説明のご依頼をいただいております。
 年度末ということもあり事業計画、予算編成と法人の仕事に影響を及ぼさないようにしながらも、政策委員会として、委員会の考え等をお伝えできる機会を多くいただけていることに感謝しております。
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